米子の美容室アンジェ 髪質改善

縮毛矯正が難しい髪質ってどんな髪質??

くせ毛と言っても色々な種類のくせ毛があります。大きく分けて4種類のくせがあり、ご自身のくせ毛も1種類だけとは限りません。表面は直毛だけど中がくせ毛の方、複数のくせ毛が混在する方、人によって個人差があるので、薬剤の選定や施術方法も様々なので、ご自身にあったスタイルをスタイリストと一緒に相談しながら決めていかれると良いですよ。

4種類のくせ毛について解説したいと思います。最後に当店で一番くせの強いお客様をご紹介したいと思いますので、ぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです。

1. 波状毛(はじょうもう)の特徴…

波状毛とは、波のように左右交互にうねっている毛の事です。大きめのウェーブから三つ編みをほどいたように小さいウェーブまであり、日本人に一番多く、個人差も大きいです。梅雨時期になると湿度の影響を受けやすく、髪が膨らみやすくなります。

2. 捻転毛(ねんてんもう)の特徴…

捻転毛とは、髪の毛1本1本が捻じれていて、毛先に向けて螺旋階段のようにくるくると回転しています。髪の捻じれ部分を触っているとザラザラとしていて、光が乱反射するため、広がってパサついて見えやすいです。カラーやパーマなど薬剤が均一に届きにくく、ムラが出やすい特徴があります。実は筆者の私も捻転毛です。

3. 連珠毛(れんじゅもう)の特徴…

連珠毛とは、数珠のように太い部分と細い部分が交互に連なっている髪で、太い部分は十分な強度があるものの、細い部分は弱く、手ぐしやブラシで簡単に切れてしまいます。見た目に艶もなく、手触りもザラザラしています。日本人にはさほど多くないです。

4. 縮毛(しゅくもう)の特徴…

縮毛は、細かく縮れたタイプのくせ毛です。髪にボリュームが出やすく、アフロヘアのように見えることもあり、縮毛の場合、波状毛や捻転毛が混じっていることも多いです。感触はゴワゴワしていて、艶もありません。縮毛はくせの中でもとくにくせが強く、くせ毛を活かしたスタイリングは難しいです。

目次

様々な種類のくせ毛が作られる原因

くせ毛が作られる原因は主に4つがあげられます。

  • 毛穴のゆがみ (市販のシャンプー剤に含まれる害のあるシリコン剤で毛穴がふざがります)
  • 髪を構成するシスチン結合のずれ
  • 髪内部のたんぱく質分布のばらつき
  • ダメージや加齢などの環境要因

色々な要因はありますが、縮毛矯正を今まで必要としていなかったお客様も、スタイリストがオススメし、手入れやスタイリング方法などをお教えすることで日々のヘアセットが楽にできるようになります。

では、当店で最もくせの強いお客様をご紹介いたします。

写真のお客様はご来店当初、最初のプレシャンプーの際に、こんな事を言っておられました。

「地肌にお湯が伝って温いのがわかる!」

今まで地肌までお湯が届きづらく、手も届きにくかった!とも言っておられました。お客様はとても強いくせ毛で、美容師人生初の過去最強な縮毛でした。

薬のメーカーさんのアドバイスも頂いて、何とか1度でここまで縮毛を伸ばすことができました。施術方法や薬剤選定が非常に難しい縮毛矯正ですが、その後のお客様は何か月経っても縮毛の戻りはなく、とてもヘアセットしやすくなったと仰っておられました。この日はご来店からお帰りまで4.5時間くらいかかりました。

どこのサロンでも縮毛矯正を断られた方、次の日にはもううねりが戻っている方、数か月後にはかけたところが戻っている方、まだ縮毛矯正をしたことがない方、ハイダメージでできないと言われた方。

ぜひお困りでしたら一度ご相談ください。

次の縮毛矯正の投稿の際には、ブリーチされている方の縮毛矯正後を載せようと思います。こちらも最近は需要が高まっています。

※スタイリストの判断によりますが、ライフスタイル、毛髪の体力・状態など総合的に考え、できないと判断することもございます。一度状態を見せて頂けたら、最善のアドバイスはさせていただきます。

この記事を書いた人

目次